絹巻の観音様由来(観音様と継子)

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採話地:神埼市脊振町鳥羽院下
話者:実本十郎
話者生年:明治25年(1892)
絵:佐賀県立佐賀北高等学校美術部2年 鐘ヶ江恵里香

話の内容:
観音様を深く信仰している母から生まれた娘が、母の死後後妻に入った継母にいじめられ、家を追い出された。巻板を背負って山の中をさまよっていた娘は、小さな家をみつけ、そこにいた慈悲深い女の人に機織りの技を教えてもらった。
数年たって娘が家に帰る時、女の人は、自分は娘の母が信仰していた観音菩薩だと告げた。帰ってきた娘の話を聞いた父親が、山の中の家に行ってみると、小さな観音堂があり、娘の織った反物が巻板の上に積み上げてあった。
後に娘は観音様を慕ってまた山の中の家に戻った。その娘が絹巻の観音様である。

コメント:
継子話の多い佐賀では、話の中に継子話的要素が付け加えられることがよくあり、この話もその一つと考えられます。
観音様が祀られているという「絹巻の里」は脊振山の山間部にあり、近くには、後鳥羽上皇が落ち延びてきたとされる「鳥羽院」という集落もあります。 (佐賀民話の会)

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引用元: Youtube
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